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'77年のヤマハ・パッソルの登場以来、現在は原動機付自転車を始め、250ccや400ccのビッグスクーターが全盛ですが、 '50年代から'60年代にかけても、数多くのスクーターが製造・販売されていたのをご存知な方は、ご年配もしくはかなりのマニアな方でしょう。 第1次スクーターブームを支えていたのは、富士重工業の “ラビット” と新三菱重工業 (現 三菱自動車工業) の “シルバーピジョン” の2大ブランドでした。 その内の1台、“ラビット・スーパーフローS601” を紹介します。 このモデルは空冷2ストローク単気筒199cc10.5馬力のエンジンを搭載しており、最高速度100km/h を誇りました。また、チューブレスタイヤを採用するなど革新的なモデルでした。 一部モデルは海外へも輸出されましたが、一般家庭への自動車の普及や本田技研工業のスーパーカブの台頭などもあり、'68年6月末をもってスクーターの生産は終了しました。その後の富士重工業 (スバル) の躍進は皆さんご存知のことと思います。